まもなくやってくる2021年のホリデーシーズンは、サプライチェーンのボトルネックや配送サービスの需要の高まりで物流が混乱すると予想されている。配送大手United Parcel Service of America(UPS)とWaymoもこのことを認識している。Waymoは米国時間11月17日、この期間にUPSを支援すると発表した。自動運転トラックによる輸送サービス「Waymo Via」が、UPSの配送業務を試験的に支援する。
Waymoは今回の提携拡大について、これまでに成功してきたUPSとの強力なパートナーシップに続く「ごく自然な次の段階」だとしている。この新たな取り組みでは、米国でクラス8に分類される大型トラックに第5世代の「Waymo Driver」自動運転システムを搭載し、試験的に配送を行う。