トヨタが「新車の紙カタログ」廃止へ 「スマートカタログ」に置き換え2023年3月目処に

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トヨタは、販売店などで配布される紙カタログを廃止し、WEBでのデジタルカタログなどに移行する方針であることが明らかになりました。
これまで新車販売において欠かすことのできなかった紙カタログが廃止されるのには、どのような背景があるのでしょうか。

すでにトヨタの一部販売店では店頭のタブレット端末で閲覧可能な「スマートカタログ」を活用した商談が行われており、今後は紙カタログ廃止に伴い、すべての店舗で導入される見込みとのことです。スマートカタログでは、通常のカタログ情報を閲覧できることはもちろん、動画による機能説明も受けられることから、より密度の濃い情報をよりわかりやすくユーザーに伝えられ、反応も上々といいます。

実際に首都圏のトヨタ販売店では「最近はタブレットやPCの画面で説明することも増え、紙カタログは店頭であまり使わなくなってきています」。また、近畿圏のトヨタ販売店でも「店頭では、タブレットなどを使うことで大体は説明可能です。画面上でボディカラーを変えたり、オプション有無なども比べたりと紙カタログを見ながらやるよりは効率は良くなっていると思います」と話します。

一方、トヨタ以外の自動車メーカーはどうなっているのでしょうか。