オープンソースOS「Haiku R1/ベータ3」が公開

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Haikuは米国時間2021年7月25日、Haiku R1/ベータ3をリリースした。ダウンロードページに並ぶミラーサイトやBitTorrentからダウンロードできる。なお、HaikuはQEMUやVMWare、Virtual Boxでも動作可能。R1/ベータ2利用者はpkgmanコマンドでアップグレードできる。

Haiku R1/ベータ3はインストール時に、パーティションを操作するDriveSetupの修正に代表されるインストール工程の容易化や、無線LAN、オーディオ、USB、NVIDIA GPU(GeForce 6200~GeForce Go 6400)などハードウェアサポートの改良が加わった。また、HaikuのWebブラウザーであるWebPositiveの安定性向上や、ソフトウェア更新時のネットワーク再開機能、Python 3の既定化に始まるソフトウェアの更新、POSIX互換性向上など加えている。詳細な変更はリリースノートを参照してほしい。

Haikuは1990年代のOS、BeOSに触発されて2002年から開発が始まったオープンソースのOSである。2009年9月にR1/アルファ1をリリース。コミュニティベースで開発を続けてきた。