米アルファベット傘下グーグルは、ユーザーの位置情報を違法に追跡していたとの40州による訴えに対し、3億9150万ドルの和解金を支払う見通しだ。ミシガン州司法長官事務所が14日に明らかにした。
オレゴン州とネブラスカ州が主導した今回の調査と和解を巡って、アイオワ州司法長官事務所はグーグルが和解金支払いに加え、位置情報追跡がいつ行われているか消費者への透明性を高め、位置追跡データに関する詳細をウェブサイト上でユーザーに提供しなければならないと指摘した。
グーグルの広報担当者は「ここ数年行ってきた改善内容に沿い、数年前に変更した古い製品ポリシーに基づいていた今回の調査を解決した」と述べた。