学校給食の牛乳パックからストローがなくなりつつある。脱プラスチックの流れが加速していることが背景にあり、直接口をつけて飲むタイプが増えてきた。新年度からは神奈川県や大阪府の一部の学校でも「ストローレス」の紙パックが導入されるという。
ストローレスの紙パックは、日本製紙が2020年に開発し、全国の乳業メーカーが製造している。
全国の給食で提供される牛乳は年間約17億本で、うち約14億本が紙パックとされる。4月からは全国の給食で提供される紙パックのうち約25%がストローレスになり、年間175トンのプラスチックを削減できる計算になるという …